春や秋の花粉症、アレルギー性鼻炎、じんましん…。これらの症状に悩まされる人にとって、抗アレルギー薬(抗ヒスタミン薬)は欠かせません。でも、どの薬を選べばいいのか迷ってしまいますよね?今回は、抗アレルギー薬の種類と選び方について分かりやすく解説します!
1.眠気が少なく、日中でも使いやすい薬
仕事や勉強、運転がある人におすすめなのが、眠気が少ない「第2世代抗ヒスタミン薬」。特に以下の薬は、眠くなりにくく、日常生活に支障をきたしません。
✅ アレグラ(フェキソフェナジン)
✅ クラリチン(ロラタジン)
✅ ビラノア(ビラスチン)
これらの薬は食事の影響を受けにくく、長時間作用するため、1日1〜2回の服用で済むのもポイントです。
2.効果重視!しっかり症状を抑えたい人向け
「多少の眠気は気にしないから、とにかく症状を抑えたい!」という人には、強い効果が期待できる以下の薬がおすすめです。
✅ ジルテック(セチリジン)
✅ ザイザル(レボセチリジン)
✅ アレロック(オロパタジン)
これらは、かゆみや鼻炎症状を強力に抑えますが、やや眠気が出る可能性があるので注意が必要です。
3.とにかく即効性!急なアレルギー症状に対応
「今すぐ効いてほしい!」そんな時に頼れるのが「第1世代抗ヒスタミン薬」です。ただし、即効性はあるものの眠気が強いので、服用するタイミングには気をつけましょう。
✅ ポララミン(d-クロルフェニラミン)
✅ レスタミン(ジフェンヒドラミン)
✅ アタラックスP(ヒドロキシジン)
これらは、かゆみやアナフィラキシーの補助治療にも使われることがあり、寝る前に服用することで快適に過ごせることもあります。
4.まとめ 〜 あなたに合った薬の選び方 〜
🔹 眠気を避けたい人 → アレグラ、クラリチン、ビラノア
🔹 効果を重視する人 → ジルテック、ザイザル、アレロック
🔹 即効性を求める人 → ポララミン、レスタミン
抗アレルギー薬には、それぞれ特徴があります。自分のライフスタイルや症状の強さに合わせて、最適な薬を選びましょう!