健診で採血したとき、何を調べたか確認したことはありますか。血液検査は、申し込んだ検査項目によって調べる内容が異なります。梅毒は、症状が出ないまま気づかないこともある感染症です。今回は梅毒検査を例に、結果票で確認したいポイントをご紹介します。
パートナーが梅毒と診断された方へ
パートナーが梅毒と診断された方は、ご自身に症状がなくても医療機関へご相談ください。健診の結果票や書類がそろうまで待つ必要はありません。
まず、梅毒検査が含まれているか確認
採血で調べる項目は健診コースや追加項目によって異なります。「血液検査は異常なし」という説明を、調べていない病気まで否定された意味で受け取らないようにしましょう。
結果票と申込内容を見て、梅毒検査が含まれていたか分からない場合は、健診施設へ「今回、梅毒検査は含まれていましたか。結果はどの用紙で確認できますか」と確認できます。項目名が難しければ、書かれた名称をそのまま伝えて構いません。ホームページなどのコース表だけで、自分が受けた検査を判断しないようにしましょう。
検査を受けた日と、心配な接触の時期を分ける
梅毒検査を受けていた場合、相談するときは「検査はこの日、心配な接触はこの頃」と分けて伝えましょう。正確な日が分からなければ、おおよその時期で構いません。感染初期には、抗体検査で陰性となる場合があります。陰性という結果だけで判断せず、再検査の必要性や時期について医師・検査施設へ相談してください[1]。
また、検査後の新たな接触による感染は、以前の検査結果では判断できません。
陽性だった場合も、検査結果だけで判断しない
陽性という結果が出ても、それだけで現在の感染状態は決まりません。検査の種類や値、感染機会、過去の検査・治療歴なども踏まえた判断が必要です。医療機関へ相談し、結果票と過去の経過を分かる範囲で伝えましょう[1]。
相談の前に「実施した検査項目」「検査を受けた日」「相談したいこと」の3つをメモしておくと、相談のときに伝えやすくなります。心配な接触の時期や症状、過去の治療歴なども、分かる範囲でまとめておきましょう。ただし、書類や情報がすべてそろうまで相談を先延ばしにする必要はありません。
症状やパートナーの感染があれば受診相談を
症状がある、またはパートナーの感染が分かった場合は、検査時期の目安や書類の準備を待たずに医療機関へ受診相談をしてください。梅毒は症状が自然に消えても、治ったとは限りません。以前あって消えた症状も伝えてください。
症状がなく、パートナーの感染も分かっていないものの、不安がある場合は、保健所や自治体などの検査相談も選択肢です。検査項目・予約方法・費用・実施日時は施設によって異なるため、事前に確認しましょう[2]。
ラピスクリニック天神へのご相談
ラピスクリニック天神の性感染症外来では、梅毒の血液検査を行っています。自由診療(保険適用外)のため、保険証は不要です。平日の夜や土日祝も診療しており、仕事が忙しい方でも通いやすいクリニックです。健診の結果票や心配な時期をお伝えいただき、お気軽にご相談ください。
当院での検査について
- 日本では2022年4月から、民法上の成年年齢は18歳となっています[3]。
- 20歳未満の方は、当院では原則として保護者の同意をお願いしています。保健所での検査を希望する場合は、対象条件や同意・付き添いの要否を各施設へご確認ください。
- 保健所等で受けられる検査の種類や対象条件、実施日時は施設によって異なります。
ご予約・ご相談は、公式LINEから
- 「心配な時期があるので、検査のタイミングを相談したい」
- 「健診とは別に、梅毒の検査を受けたい」
ラピスクリニック天神では、ご予約とお問い合わせを公式LINEで受け付けています。
あわせて読みたい(からだの健康ガイド)健診で「要再検査」予約前に確認したい3つのこと
参考資料
[1]日本感染症学会(厚生労働行政推進調査事業費補助金 研究班 作成)「梅毒診療の考え方」2024年3月版(検査)
https://www.kansensho.or.jp/uploads/files/topics/syphilis_240404.pdf
[2]厚生労働省「性感染症検査・相談マップ」
https://www.mhlw.go.jp/stikensa/
[3]法務省「民法(成年年齢関係)改正 Q&A」
https://www.moj.go.jp/MINJI/minji07_00238.html







